私たちの背筋は丸くなるのだろうか?〜スマートフォンの先にあるもの〜(鳥越康平)

PastedGraphic-1 アメーバのようなものから動物になって、次第に猿になって、そして二足歩行で歩き始め、 現在はスマホの画面にかじりついている。 これはかの有名な方が描いたスケッチですが誰のスケッチか分かりますでしょうか?

これは"中島聡"画伯のスケッチです(笑) 先日ZEPPELINの経営会議で「美しさ」について議論している際に さらさらっと中島さんが描いたスケッチです。 (中島さんは「こういう絵を誰か描いて欲しい」そうおっしゃっていましたが、 私はこの絵はとても勢いがあり、味があり好きなので、これを使って行こうと思います。)

このスケッチで描かれているように、 人類はせっかく二足歩行でまっすぐ前を向いて歩き始めたのに 次第に背筋が丸まってきているように感じます。

いつでも使えて便利であり、世界とのつながりを感じる、楽しい。 そんなスマホですが、いつの間にか私たちはスマホの画面ばかりを見てしまいます。 スマホは便利ですが、そこで手に入る情報が 私たちの「くらし」を本質的に向上させているように感じません。

私もよく電車の待ち時間や電車の中でスマホを見ます。 最近では都内の地下鉄はほぼどこでも電波が繋がるのでとても便利です。 ついついスマホに手が伸びて、スマホと向き合ってしまいます。

でもどんな時にもスマホではなく前を向きたい。と感じています。

スマホではなく電車の外の景色を見たい。 スマホではなく相手の表情を見たい。 スマホではなく空に流れる雲を見たい。

こういう思いが最近強まるばかりです。

だから私は”スマートフォンの先にあるもの”=”空間的にも時間的にも人間をより自由にするもの” を作りたいと考えます。 現に今ZEPPELINでは「JARVIS」という音声や自然な動作で操作可能な 次世代のインターフェースを開発しており、 次回のブログでその開発にまつわるストーリーをご紹介できればと思います。

スマホが身近になったことで、人類の背筋が丸まってきている。 どんなに便利だとしても、人類の背筋が丸くなっていくことがどういうことなのか? その現状を見つめることを大事にしたい。 そこを出発点としてUXや製品を考えたい。 ”スマートフォンの先にあるもの”をそういう発想の基、生み出していきます。

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鳥越 康平

鳥越 康平

http://zeppelin.co.jp

京都工芸繊維大学、工芸学部造形工学科卒業後、韓国サムスン電子にてデザイナーとして携帯電話などの最先端機器の開発に従事。帰国後2005年10月にZEPPELINを設立。

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