スーパーエンジニア 中島聡さんと仕事をする中で学んだこと

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中島聡さんのZEPPELIN CTO就任を知り、このブログを初めて見に来る方もいらっしゃると思いますので改めて自己紹介を。ZEPPELIN代表の鳥越康平です。SAMSUNGで2年半、UIデザイナーとして働いた後、帰国、2005年にZEPPELINを立ち上げました。今ZEPPELINはUXコンサルティング会社として様々なグローバル企業の製品やサービス開発のコンサルティングを行っています。また、中島聡さんの入社に合わせて自社事業の開発を行っています。

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中島さんとここ1年以上、毎日ネット上でコミュニケーションを取りながら、また時には日本やシアトルで会いながら中島さんから本当に多くのことを学んでいます。

それらのことは仕事をする、何か新しいことを生み出す、方々にとってとても重要なことだと思い、少しでもこちらで共有することが出来ればという想いから、そのいくつかをこちらでご紹介いたします。

 

1.朝早く起きて、集中して仕事をすること

2.毎日毎日アウトプットを確実に出すこと

3.資料や論理ではなく、情熱でプロジェクトを動かすこと

 

上記以外にも多々ありますが、まずはこの3つに絞ります。

 

1.「朝早く起きて、集中して仕事をすること」

私のiPhoneの時計には中島さんが住んでいるシアトルの時間が常に表示されています。 中島さんとは常にSNS上でコミュニケーションを取っていますが、中島さんが何らかのコンタクトを取られた際にはシアトルの何時ぐらいなのかをよく意識しています。そうすると気がつくのは中島さんは朝が物凄く早い。ということです。

新しいアイデアやアプリのプロトタイプが出てくるのはいつもシアトルの朝6時前です。いつ起きているのだろう?と中島さんに聞くと、だいたい朝の4時ぐらいに起きて、奥さんが起きてくる6時までにガーッと仕事やプログラムを書くのだそうです。 時に私が無理難題を振ると、夜寝る前からずっとそのことを考えて、そして朝3時には起きて一気にプログラムを書いてしまうそうです。そんな時はとてつもなくすごいプロトタイプが届きます。

朝早く起きて集中して仕事をし、一気に進めてしまう。その姿に私も刺激を受け、今では私も毎朝5時には起きて7時に出社するようにしています。朝はメールも来なければMTGもない。確実にやるべきことを進められるとても良い時間です。

 

2.「毎日毎日アウトプットを確実に出すこと」

上記の話に繋がりますが、毎日毎日アウトプットをすることの重要性も中島さんから学んだことです。 日々中島さんから少しづつプロトタイプやアプリのバージョンアップが届きます。またアイデアや企画がFacebookのグループに毎日投稿されます。

毎日アウトプットをすることでその流れの過程に入りやすく余白があるため自分の気持ちが入りやすい。また、例えば1ヶ月に4度「10」を出しても10×4=40ですが、毎日3をだすと3×30=90になります。これをもっと長い時間軸、例えば一生かけて出せるアウトプットとして考えると両者には圧倒的な開きがあることが分かります。

毎日少しずつでもいいからアウトプットする、それはプロトタイプのアップデートでも、デザインのラフなスケッチでも、思いついた企画を文章で書くだけでもいい。その小さな小さな積み重ねがとても大きな山になるということを学びました。

中島さんが出したプロトタイプに対して、次の日にはデザイン案が出て、企画も文章ベースで次から次にアイデアを重ねて転がしてより高い次元へ運んで行く。そういうことが今ZEPPELINのチーム内で起こっています。

 

3.「資料や論理ではなく、情熱でプロジェクトを動かすこと」

これは、ほんのつい最近中島さんを見ていて学んだことです。 先日有名な投資家の元へ私たちが開発中のサービスについてアイデアをもらいに行った際のことですが、ママチャリで駆けつけた中島さんがTシャツ姿で手で汗を拭いながら熱く語り、次第にその熱が伝染していき、その場にいるメンバーが同じビジョンを共有していく場を目の当たりにし、とても感動したと同時に、人の心は資料や論理ではなく情熱で動かされるんだと改めて感じました。(ママチャリに乗って駆けつけてくる中島さんにまた惚れてしまいましたが(笑)

プロジェクターもない、資料もない、それでも自分がどんな想いでこのプロジェクトを進めているのか?どんな大きなビジョンがあるのか?なぜ私たちはこれをやるのか?そして何より心の底から思いっきり本気で情熱をかけていること。それがとても大事なのだと気がつきました。

私も昨日のZEPPELINのイベントでは内容よりも何よりも自分の情熱を伝えるように意識してみました。これから常に情熱を伝えることを大切にしていきます。

 

まだまだ書きたいことを多々ありますが、新しいことを生み出す方々に重要だと思うことを私なりにまとめました。

 

鳥越 康平

鳥越 康平

http://zeppelin.co.jp

京都工芸繊維大学、工芸学部造形工学科卒業後、韓国サムスン電子にてデザイナーとして携帯電話などの最先端機器の開発に従事。帰国後2005年10月にZEPPELINを設立。

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